カテゴリー「子育て支援」の27件の記事

2007/07/25

知的障害のある親の子ども、その成長後(に関する本)

「だいすき!!」第5巻を出したところで、ついでにこの本も出しておこうか。知的障害がある親の子どもが大きくなってからのことをテーマにした本も出ている。

ハードカバーもあるのだけれど、ソフトカバーのほうを出しておいた。表紙がちょっと気になるからだ。安いし。
 

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2007/07/22

「だいすき!!」第5巻(続き)

やはり長くなってしまったので、続きを。
前半はこちら→「だいすき!!」第5巻(misc., 2007/07/21)
 
 
第22話~23話。
小学校の担任は、子どもとというよりも親やトラブルと突っ込んでやりとりすることを避けている教員という設定(本文には、関わりを怖がると表現されている)。しかも昨今の話題であるような勝手な親を登場させたりして、今時のレディースコミックっぽいかも。これを2話で終わらせている。でもずっと引っ張ったら「鈴木先生(武富健治、双葉社)」だしねえ。
このへんは実際のエピソードを下敷きにしているのだろうか。私にはよくわからない。
 

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2007/07/21

「だいすき!!」第5巻

4巻のことをきちんと書かなくちゃと思ってるうちにもう5巻が出た。刊行が早いのか私が遅いのか。

前回中身の紹介など書こうとと思って書けなかった。時間がなかったからと言い訳しておいたのだが、今回第5巻を読みながらそうじゃないかもと考えた。読んでいると自分で勝手に考え込んだりしすぎていっぱいになってしまうようだ。そういえば「時をかける少女」(細田守版)も考えすぎて結局書けてないし。あ、今日は地上波での On Air でしたねえ。

こうなったら簡単にざくっと書いてしまおうか、ということで、以下ネタバレになります。
 

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2007/07/09

子育て支援をもっと広く考える

子育て支援の話を調べていくと、結局それは子育ての話だけではないんだなとわかってくる。当たり前ではあるけれど、狭く考えていってぐるっと回って再び行き着いたような感じ。

子育てが上手く廻っていくためには、そのためのスキルを備えているだけではなく、生活それ自体の安定が必要である。さらには“自分の子どもと自分たちがいる”ことについての肯定的なイメージを持ち合わせて子どもを迎え入れられることが重要になる。そしてその底には、自分自身や自分の暮らしに対する信頼みたいなものもあるのかもしれない。
もっと言えば、理由はわかんないけどパワー持ってんなぁ>この人、って感じ。
まあエンパワーされている状態って言うと今どきっぽいでしょうか。ぎょーかいへの通りも良いかもしれないし。でもそうであるような、違うような。
 

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2007/06/07

SIRG/PID of IASSID

タイトルだけだとぜんぜんわからない。そこで略記号について以下に示す。

IASSID → The International Association for the Scientific Study of Intellectual Disabilities(知的障害研究国際学会?)
SIRG → Special Interest Research Group(特別研究グループ)
PID → Parenting with Intellectual Disabilities(知的障害がある人の子育て)

つまり表題は「知的障害の研究に関する国際学会の中にある子育て研究グループ」ということ。
 

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2007/06/05

知的障害がある親の子育てについて、今のところの考え

これまでのところを振り返るようにして、知的障害がある親の子育てについて考えるところを言うならば、以下の通り。

どうしてもこの親の元に置いておくべきではない、という状況はあり、そのような場合には児童の保護を優先すべきである。これは親に知的障害があっても無くても同様である。
しかし知的障害がある親の場合、もっと前(妊娠前とか)からの親支援(親と一緒の子育て準備)を積み重ねることで、徒に悪い状況を生起させないようにすることも重要であり、またそれが可能な家族もある。現在はこの点の認識や手だてが極めて不足している。
よって、もっと関連各領域間の理解を深める必要がある。少なくとも今は理解が不十分なための努力不履行・誤解もある。これは私たちの問題だろう。

…上手く言えないけど、ひとまずはこんなところ。整理のための手がかりとして、phaseのようなものを考えたほうがよいかもしれない。いずれ改訂できるようにしたい。
 

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2007/06/04

英国等の parenting を支える背景(その2)

昨日の続き。

(1)~(8)の一覧を再掲したうえで、後半のコメントを書く。
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1)地域移行と地域生活における社会基盤の整備が背景にはあるだろう。
2)ブレア政権において展開されたシュアスタート(Sure Start)事業が少なからず影響を与えているだろう。
3)知的障害に限らない障害がある人の子育て(parenting)についても相応の展開があるだろう。
4)児童福祉における家族への介入システムが、(対抗的な)結果として子育て支援を形成させたのではないか。
5)当事者団体あるいは当事者支援の活動が子育てをバックアップしている。
6)政府等、公的な認知を獲得した。
7)研究活動が活発である。
8)その他。
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2007/06/03

英国等の parenting を支える背景(その1)

先日、いったんうっかりと流したものを、修正して改めてエントリーする。
ぜんぜん余裕がないけれど、そんなこと言ってるといつ書けるかわからないので。
 
 
英国等他国でこれほどまでに parenting の活動(ではないね、これは生活/暮らしでしょう)が活発なのはどうしてなのか、そして裏返しに、日本がなぜここまで表立って語られないジャンルに居続けるのか、あれこれ文献を眺めるうち疑問に感じるようになったと、これまでも書いてきた。
「子育て支援」カテゴリー参照

おそらくそれはあちらからすれば当たり前の状況なのかもしれないが、今のところ私は率直に驚いており、それを好奇のエネルギーとして素直にあちこちを調べている。なのでもう少しこのまま騒いでいようと思う。

関係していそうなことを並べると、例えば次のようなことがある。
 

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2007/05/21

子育てとその支援に関する不明な数字(その3)

本件に関する過去のエントリーは以下の通り。
平成17年知的障害児(者)基礎調査結果の概要(2007/02/03)
子育てとその支援に関する不明な数字(その1)(2007/04/26)
子育てとその支援に関する不明な数字(その2)(2007/04/27)
Valueing People 2001(英国知的障害者白書)(その1)(2007/05/17)

これらで書いた数字から、少し補足を行う。
知的障害がある親の数について、現在持ち合わせている資料から日本と英国の比較を試みる。
 

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2007/05/17

Valueing People 2001(英国知的障害者白書)(その2)

昨日の続き。

ここでは子育て支援に関する言及と、この白書刊行後の動きについて書く。
 

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