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2007/09/09

PASネットとの合同講演会(その2)

前回の続き。

シンポジウムとしてPASネットの経験からいろんな権利擁護支援とそれに連なる成年後見の事例を紹介していただく。私どもPACガーディアンズからも親御さんはコミュニティフレンドのことなど紹介していただく。その辺りの様子については、昨日紹介したように、佐藤さんのブログGAMIさんのブログが詳しいので、見ていただきたい。ここではその後の質疑応答などから少し取り上げる。
 

まず、通帳等金銭管理を施設の外に組織化して設置するということ等も含めた施設・法人の動きについて質問があった。これについては、シンポジストから疑義が出された。かたち上は外へ出したとしても、利益相反状態を払拭してないでしょうと。その組織がオープンに当該地域全体の金銭管理支援やサービス利用援助を行うものとなるのであれば(そしてその一部として当該施設のサポートを行うのであれば)良いかもしれないけど、施設の業務だけに限定されている限りはやはり縛られてしまって問題が残る。
(この辺りは私の理解によるフィルターが入っているので、発言者に責任を帰すわけにはいかないことをご了承ください。発言者がこのまま言っていたわけではありません;以下同じくご理解ください。)

関連して、施設と成年後見のあり方についての話題も出る。施設だと話が完結してしまって後見の話にならないことをどうするか。質問者は“おまかせ症候群”と言っていた。これは講義形式による説明ではなく、個別相談に切り替えて一人一人のニーズを考えていくことによって、それぞれの回答になるとの経験に基づく回答があった。
施設が後見を取り扱うことには限界がある。それは地域によって後見に携わる人的資源が少ないとやむを得ない部分もあるのかもしれないが、しかしやむを得ないことがそのまま正当化されるものでもない。

多摩南部後見センターのように行政がマネジメントする後見システムについても質問が出た。他地域でも少しずつそのような動きが出てきている。このようなシステムが作りやすい地域とそうでない地域があるだろう、との指摘があった。さて、千葉はどうなのかなあ。

多摩南部後見センター「ほっとす」

講演会の話はひとまずこんなところで。

次回は個人的な感想など書く。
 

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