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2007/06/26

ワークブック「やりくりべたのための家計管理術レッスン」

このところ「ライフマネー研究会」の検索が多いけど、ご活躍なのかなとブログに書いていたら、そうなんです、とご本人からメールをいただく。
あ、島貫さんご無沙汰しております (^-^)/~ 、などとやりとり。

彼らのホームページはこちら。
ライフマネー研究会

何日か前から私のHPでは紹介してあったものだが、このたび彼らのワークブックが刊行されたとのことで1冊お送りいただいた。これを拝見し、当ブログでも紹介させていただく。
 

ワークブック「やりくりべたのための家計管理術レッスン」(島貫正人・鈴木佳江著、ライフマネー研究会発行、950円)

研究会が生活困窮者等を対象とした現場で実践し、検討を重ねてきた家計管理の方法をまとめた本。彼らのワークショップには私も伺ったことがある。そこでのテキストになる。ワークショップの様子はこちらを参照いただきたい。
生活困窮者を対象とした家計管理指導(misc., 2006/08/02)
 
 
封筒による家計の事前分別と確保の実行を通じて、無駄な支出を減らすと共に家計への意識を高める。封筒による家計管理は既にあちこちで行われていると思われるが、彼らの特徴は、これを基本的に3種類(7つ)の封筒で単純化したこと。

★支出1…住居費、水光熱費など、必ず出ていくと決まっているお金。封筒1。
★支出2…主食費、保健医療費、被服理美容費など、いつ使うかわからないし必ずぜんぶ使うわけではないけれど必要なお金。封筒2。
★支出3…外食費、嗜好品費、交際費など、日々の生活で必要とされるお金。封筒3~6。
※封筒は1週間単位で作るので、4つ。
★ゆとり…封筒1~6で余ったお金。封筒7。

封筒式というのは、一般的に先指定なので予算組みしやすい。ただし細かすぎるとやりきれないので、それを現実的なレベルにまとめている。これであまり難しく考えなくても、必要な額をぽんぽんと封筒(支出1や2)に入れていくと、全体の収支が見渡せる。それで支出3を決めればいい。封筒7は上手く行ったときのご褒美として残額を廻す。この封筒だけ、結果で決まる。

ある意味、頭の中だけではわかりにくいお金のやりくりを、封筒を使って構造化する手続きということなのだろう。

このような方法、知的障害がある人の小遣い調査をしていたときに、ある方が支援者とともに使っていらした。全員とは言わないまでも、一定の方には知的障害があっても使えるのかなと思う。
で、本書はこれをみんなが活用しやすくまとめてあるのが有り難い。

本書内では、他にも家計簿記入への道筋や家計以外の身の回りの暮らしアドバイスなどもいろいろ書かれている。ワークショップではこれらの内容を適宜使っていくのだろう。実践してみて気づいたことなどだろうか、ワンポイントの励ましなども書かれている。

島貫さんのお住まいはご近所でもあり、これの応用を相談してみたいなと思ったりしている。
**さんが戻っていらしたら、また再開できるといいですね>研究会(多重債務者問題からみた社会福祉のあり方研究会)
 

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