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2007/05/21

子育てとその支援に関する不明な数字(その3)

本件に関する過去のエントリーは以下の通り。
平成17年知的障害児(者)基礎調査結果の概要(2007/02/03)
子育てとその支援に関する不明な数字(その1)(2007/04/26)
子育てとその支援に関する不明な数字(その2)(2007/04/27)
Valueing People 2001(英国知的障害者白書)(その1)(2007/05/17)

これらで書いた数字から、少し補足を行う。
知的障害がある親の数について、現在持ち合わせている資料から日本と英国の比較を試みる。
 

日本については、平成17年基礎調査の結果から、知的障害者数が約42万人と出ている。また夫婦で暮らしている割合も2.3%とある。普通に考えると、子どものいる人の割合はこれを下回る。(もちろんひとり親もいると思いますが、それにしても下回る)

いっぽう英国については、低く見積もって141万人とされている。また親の数は、どう考えたか知らないが、Booth,T. が6万人から25万人と書いている。何という幅。
これで計算をしてみると、親でいる割合は、4.2%~17.7%となる。母数が低い見積値だから、実際はもう少し変動するだろう。それにしても日本よりは多い。

でもどの程度まで多いのかはわからないなあ。ぜんぜんわからないなあ。あははは。
少なくとも2倍の開きはありそうですが。
それ以上は、最大で9倍くらいか。

いや、しかし定義の幅が違う。かなり英国は日本でいうところの軽度障害も多く含めているかもしれない。そして、先の資料(子育てとその支援に関する不明な数字(その1))によれば、日英の数の差は10倍前後とされている。
とすると、必ずしも英国のほうが多いとは言い切れないか?

以上から次のように言えばよいだろうか。
1)絶対数としては英国が多い。
2)相対数して英国が多いかどうかは、現行資料からは確定できない。(この数字にどういう意味があるのかもなんだか良くわからない)

とはいえ、少なくとも英国のほうが多くの親を支援対象として認めており、実際に彼らに対する某かをしているのではある。そこに立ち戻って考えるしかないか。

次の回では、そのように支援のあり方が違う背景というか、構造のようなことを考えてみる。“違いの原因”ということでもないのだが、何が関わっているのだろうかということを挙げてみることで、日本ではどうしたらよいかを考えてみたい。
ただ、まだ上手く書けていない。次回が明日になるかどうかは未定。
 

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