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2007/03/30

Vista導入の感想

経緯はあれこれあるのだが、1台の端末をVistaにすることとなる。ただし仕事場のメイン機種はXPのまま。
というのは、メインのほうが旧モデルなのだが、時間が無くて新しい方に切り替えられないから。
それにやはり怖いので、メインをいきなりVistaにするのは避けたかった。

で、クリーンインストールではなくアップグレードを行う。
作業はだいたい問題なく終わる。VistaCapableのモデルだったし。

しかし何点か困ったことがあったので、それをメモ。
しかしそれだけでは偏っているので、好意的なことも幾つか書く。
 
 

 
ディスプレイは大きい方がよいかもしれない。
作業としてはXPと同じようにできるのだが、アイコンがでかい。デスクトップが手狭に感じて解像度を上げようという気にさせられてしまう。
(一部、対応の遅れたアイコンが汚くなるのはやむを得ないだろう)
(また、設定を変えて小さいアイコンにするという手段もあるのだけど)

XP時代の MyDocuments の中身が二重になっていた。
私はハンドルネームのように使っている hogehoge(仮名)という名前のフォルダを MyDocuments に置き、いろんな書類を保存している。
と同時に、端末のアカウント名もこの hogehoge にしていた。
そしたら、 hogehoge 内部の書類が二カ所にできてしまっていた。これには当初混乱した(今でも少し困っている)。

これに関連して、もうひとつ。
想定内の程度ではあったかもしれないが、パーソナルデータの置き場所について少しばかり変わっている(私のファイルが動いてしまったということではなく、デフォルトのファイル配置が変わったということ)。ApplicationData の置き方も含めて、だと思う。
私は複数端末間でデータをシンクロさせているので、やはり混乱した。一部データファイルの新しい所在がまだわかっていない。
昔だったら何でもないような変化かもしれないが、もう対応限界に近づいてきているかも。

かなり慌てたのが、キーボード。配置が英語版キーボードになってしまったこと。
最初、Shift+8 が " (" ではなく " *" になるので困った。
ほかにも、
 ● " @ " キーが " [ " になる
 ● [半角/英数] キーが " ` " になる
などなど。
だいぶ昔に似たような話があったなあ、何だったかなあと思いつつ、しばらく悩む。
しかし、そうだたぶんネットで話題になっているだろうと検索すると、これが見つかり、あーそうかと解決。
Re: 日本語キーボードなのに英語キーボードと誤認識(MicrosoftTechNet)
でも、人が悪いなあ、というか。

それからもうひとつ。一太郎2006は「ユーザーアカウント制御」というのに引っかかるみたいだ。コントロールパネルの「ユーザーアカウント」にある機能だ。
このトラブルはジャストシステムのFAQにも出ていた。メッセージが出るけど問題ないからそのまま使って良しとのこと。しかし立ち上げるたびにエラー音がしてダイアログが出るのは精神的にとてもいやなので、「ユーザーアカウント制御」を無効にしてしまった。

あ、それと、Office2007 のメニューがかなり変わったので困惑。これは他のユーザからも出ているところだが、私もだんだん順応性が低くなってきているので、いつになったら慣れるか、それまでずっと困るだろう。

ガジェットは、今のところはまだ大して面白みを感じない。あっても無くても関係ない。

とりあえず文句としては、こんなところ。
 
 
あの宣伝でよく使われたフリップ3D (WinKey+Tab) っていうのは、面白いからやってみたけど、だからといってあまり頻繁に使うものでもない。用途としてはどうか? まだよくわからない。でも使ってみると、奥にしまってあった仕事を、あ、そうそう、これもやってたんだ、と気づくことが少しあった。そういう意味での良さはあるかもしれない。綺麗かどうか、楽しいかどうかよりも、そういった人間工学的な?お役立ち度によって生き残るかどうか決まるかもしれない。

それからコンパネにある「規定のプログラム」はできて良かった。やはりXP時代にいっぺん特定ファイルを開けるツールが決まるとなかなか変えにくくて困った人がたくさんいたのだろう。Vistaはあとからいろいろ設定を試行錯誤することができる。XPではフォルダを開いて「ツール」~「フォルダオプション」によって設定していた関連づけも、この「規定のプログラム」を使えるようになった。こういうところはありがたい。

さらに細かい話だが、タイトルバーの高さが若干減った。ほかにも何点かの変更により、ウィンドウ周辺よりも中身に当てる面積が広くとられるようになったようだ。また私は「秀丸メール」を使っているのだが、たとえばこのようなツールを使う際に、レイアウトが引き締まって情報が多く入るようになったように感じる。
このあたりの変更は視力が落ちた人には困りものかもしれないが、その分、「コンピュータの簡単操作」(コンパネで設定)はよく整理されてきたように思われる。

タスクバー(一番下の、アプリケーションが並ぶところ)は、わかりやすく、使いやすくなった。
 
 
以上は、少し触りだしてみての感想。全体のパフォーマンスや安定性などについては、まだ何ともわからない。
今のところは、そう悪し様に言わなくても良いかなと個人的には感じる。しかしこれはあまりXPからの引き継ぎもない端末で、しかもそれなりに性能の高い機種で始めた場合の話。旧機種からの業務移行までを念頭に置いた場合には、どうだろう。
いや、もちろん上述のような、文書ファイルの混乱などは業務にとってはとても困るにしても。

余裕があれば面白いけど、だからといって仕事に must なOSだ、ということでは無いと思う。まあそれは別にVistaに限った話ではなく、新しいOSはそういうものだと思う。そして、そのようにユーザに緩やかな移行を許容するくらいの方が、メーカーとしては良心的なのだろう。
…実際にはそれじゃ業績的に困るから、けっこう強く移行を促そうとしていたわけですが>MS

総体としては、なんだか MacOS になったのね>Vista、という感想。
なんだそれ。
 

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