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2007/03/16

photovoiceで語る生活(1)

先日、Boothらによる子育て支援に関するページを紹介した(→こちらです)。その中に、photovoice というのがあった。

A FEW OF MY FAVOURITE THINGS a photovoice exhibition by mothers from the Supported Learning Project
(私の好きなもの - 支援された子育て学習のプロジェクトに参加した母親たちによる photovoice -)

解説文を導かれるままに読んでいくと、どうやら photovoice というのはWangらが提唱する参加型アクションリサーチという方法論の一類型らしい。そして、それを Boothらが使ってみたということのようだ。
このような研究上のことについては次回にまわすとして(書き出すと面倒になるから)、まずは Boothらが紹介する photovoice の例を紹介し、知的障害がある母親のことに少し触れてみることにする。
 

写真はここにある。テーマは“私の好きなもの・自分にとって大切な場所”というところらしい。
ギャラリー
右下の Next Page と書いてあるところをクリックすると、次の写真に行ける。今のところ13枚掲載されているようだ。

以下は上記の「ギャラリー」で紹介されている、知的障害のある母親たちが写した写真と、その際のコメントの一部について邦訳したものである。最初の4枚分について、そのコメントを訳した。 
 
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【写真1:Lottiの部屋】
Lottiの新しい部屋。彼女は親の家から引っ越してきたのだ。彼女は自分で何とかしようとずっと苦闘してきた。借金と闘い、障害者手当を横取りする男と闘った。むき出しで殺風景な部屋は、これまでの生活に対する彼女の気持ちを映しだしている。
彼女の娘はまだ彼女の両親の元で暮らしている。両親はLottiの同意の下に、娘の養育責任を法的に負っているのだ。一番好きな写真はとの問いに、Lottiは自分と娘が写っている写真を選んだ。「特別なの」彼女は言った。

【写真2:Deidreの窓】
Deidreはこの窓から写真を15枚写した。彼女がそのほとんどを過ごした部屋からの眺め。

【写真3:Deidreの窓】
Deidreの息子の車。彼女の部屋から撮る。息子は成功して自分の道を進んでいるように見える。Deidreはそれが自慢だ。

【写真4:Megの家】
「私の新しい家。私の特別よ。私のもの。Craigはこれで私が死んでも住む場所があるわ。」
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本当は全部訳そうと思ったんだけど、止めた。
説明を読むと、親の集まり(子育てトレーニング目的)があった際に、Boothらが呼びかけて使い捨てカメラを渡し、それで撮ってきてもらったらしい。依頼通り、テーマに沿って写してきた者もいたが、もちろんやらなかった人もいた。そしてその写真にはコメントが付けられた。私たちはその一部分を拝見する。

彼らの家族や暮らしている場所に対する思いが幾らか伝わってくるだろうか。
時間があったら残りも訳すけど、良かったらどなたかやってくださいませんか。
 

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