子育て支援ネットとニュースレター
子育て支援リンクの第2弾。(→http://homepage3.nifty.com/mnagawa/#parenting参照)
→WORKING TOGETHER WITH PARENTS NETWORK というページである。
英国 Norah Fry Instituteで知的障害のある親御さんの子育て支援研究を行っていることについては以前紹介した。
その人たちが作っているネットワークからメールが来た。私もメンバーになったらしい(らしいって…自分で申し込んだんだろが)。Norah Fry Institute のサマンサより。
メールマガジンあるいは同報メールということらしい。これの内容を、以下にかいつまんで紹介する。
1. Contacts in Wales この春に Learning Disability Wales が何かイベントを企画をしている。Mark John-Williamsがコーディネートする。詳しくは Markへ。
2. Legal advice
知的障害のある親の代理を務める弁護士から、子育てのことについて問い合わせを受けることが多くなってきている。子育て記録など。ネットワークメンバーのどなたかでそのような問い合わせに応えられる人がいたら連絡されたし。3. January Newsletter
ニュースレターの最新号をアップした。見てね(とは書いてないかな)。<http://www.bristol.ac.uk/norahfry/right-support/news.html>
上記メルマガ(あるいは会員向け同報メール)の3番は、ネットワークのニュースレター第2号が出たことを知らせている。
このニュースレターの創刊号は2006年1月の発行。
私たちはいつも何ができないのかと判定されてきてばかりいた。私たちを尊重して欲しい。支えて欲しい。親になるチャンスが欲しい。
そのような言葉から始まる。目的は啓発や周知。ミーティングを行い、イベントを行い、子育ての情報を共有する。
そして、第2号(2007.1)はもう少し内容が増えている。
グリニッジで子育てをしている夫婦とその支援者の様子が紹介されている。支援者(アドボケイト)のヴィッキーは“グリニッジ市民アドボカシー”のメンバー。早くに親御さんたちと繋がりができれば、住まいの交渉や保育のことなど様々なことについてお手伝いできる。遅くなると子育てが危機的な状況になってしまう、という。
アドボカシーといってもいわゆる法的な側面でのアドボカシーと、支援的な、あるいは情緒的なところを支えるアドボカシーとある。どっちも大事だ。
ベスは最近レポートを発表し、その中で児童保護手続きの中で支援者(アドボケイト)が関わることの重要性を指摘している。そして彼ら支援者(アドボケイト)の支えによって、他の専門職からも尊重され適切に関わってもらえることを示している。そういった点でも、支援者(アドボケイト)の役割は重要だ。
以上がニュースレター第2号の一部分。他にもわかりやすい言葉で記事が盛り込まれている。
この活動はまだ始まって1年程度のものらしい、今後どうなっていくのか、展開を期待したいし、いろいろ学んでいきたい。
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コメント
Norah Fry Institute は現在、Norah Fry Research Centre に改称している。
投稿: ながわ | 2007/11/06 07:23