奥歯の治療(その2)
左下の奥歯は、歯根の歯茎がごっそりと無くなっていた。レントゲンを見ると、通常は肉があって黒いはずの歯根周辺が真っ白になっていた。普通だったら、ポツポツ白くなっている程度なんですよ。これは大きいですねえ、と歯科医も感嘆してくれた。
歯科医に依れば、これは決して私の手入れが悪かったからではないとのこと。そういうのも慰めなのかな。というのは、その歯の更に奥、普段は肉に隠れて見えないところに潜んでいた「親知らず」の位置が悪く、問題の奥歯との間の隙間(ポケット)が大きくかつ手入れしにくい状況になっていたのだそうだ。だから歯磨きしても掃除が至らず、結局はこうなってしまったということで。
「だからねー、寿命といえば寿命なのかもしれないですねー」と、重ねてフォローいただく。
(ただし、私が決して毎晩歯磨きしてはいなかったことを、私だけではなく妻もよく知っていることではある)
いろいろな可能性を話してくれ、ひとまずは当該臼歯を温存する方向でやってみましょうかということも考えたのだが、しかし処置をやり始めると、もはやそういうレベルでもないとの観測に至る。
うーん、こりゃ、残すっていう手段はあきらめた方が良いかなあということで、私も覚悟を決める。
ここから先は次回にやりましょうということで、その日は歯茎を切開して膿を取り、化膿止めと痛み止めをもらって終わり。それだけでしばらくすると痛みは治まった。以前と同じように噛めるようになってしまった。しかし問題はまったく解決されていないことは認識している。
さて、そうなると、空いたところを放っておくか、入れ歯にするかどうか、などだが、最奥部だというのがちょっとやっかいだった。インプラントも候補に挙がる。その歯科医はインプラント治療も出来る医師なのだ。
後でネット検索すると、インプラントは保険外で1本32万くらいするとのこと。高いとは聞いていたけど、ほんとに高い。私には辛い。
→インプラント(みずきが丘歯科医院)…私の行っている医院ではない
こうやって私は貧乏になっていくんだろうか。
アリコの保険とか入っていれば良かったんだろうか(よく知らないけど)。
もしインプラントにするとして、これもサイボーグなのかな。いや、攻殻機動隊的に義体と言うか(違うぞ)。あはは。そんなこと言ってないで真面目に考えよう。
次回の通院では、決めなければいけないかもしれないのだし。
→攻殻機動隊 Wikipedia
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