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2006/11/21

電話をかけてくれる人がいる

コミュニティフレンドの試行事業をやっていているので、今は訪問した際の報告なども戴いている。予定の変更などもご本人と電話でするようになってきたらしい。

その親御さんから、そういえばうちの娘にかかってくる電話なんて無かった、と喜んでくださっているとの話も伝え聞いている。他の人ではない、他ならぬあなたの友だち、の良いところだろう。こういった予想外の効果が聞けるときはとても嬉しい。

学校を卒業してしまうと、なかなか新しい出会いが無くなるという話は以前にも書いた。
これを指摘してくれたのは知人の地域生活支援職員(正確に言うと生活支援ワーカーです、宣伝宣伝。)だった。障害があろうと無かろうと出会いの少ない職場なり何なりはあるけど、ただ彼らの場合は構造的にというのか、広がれない。本人部会などで広がることもある。そういうのはもっとやって欲しいと思う。しかしまだまだのところもある。

職員が友だちになることはどうか。職員がそのままその人の友だちになれるかというと、出来る場合もあるだろうけど、なかなかラインの引き方で困ることもある。ちょっと正規業務とはズラすような工夫が要ることがある。生活支援ワーカーの場合は職務上、その人の生活に関わっていくから比較的やりやすかったりするけど、施設業務の場合は何かと制限もあるだろう。

だからコミュニティフレンドの試みは、もうひとつ選択肢を増やすという話でもあると思う。

元施設職員だった冒頭のコミュニティフレンドさんは、それまで(施設時代)には見られなかった声かけを自分にしてくれたのが、とても驚きだったし嬉しかったと、これまでにも言ってくれていた方だった。で、予定変更があったのでご本人の自宅に電話をかけたということだった。
そうか、そうなんだ。

電話をかけることを良くやっている人は、もちろん居る。でもそうでない人もいて、かけてくれる人が新しくできたってことなんだね。これが、もうひとつの選択肢って意味なんだろう。

それからもうひとつ、障害の程度が少し重くて友だちと繋がっていくのが少したいへんな人もいるかも知れない。そういう人の場合は親御さんが「うちの子にはコミュニティフレンドといったって嬉しいんだかどうなんだか…」と言って困惑されたりもするけれど、むしろその辺にグイっと入っていくのがコミュニティフレンドたる人たちのカバー部分なんじゃないか。ささっと作れたりする人たちは、それで良いわけで。


…そういえば、まったく別の人たちのことなんだけど、たまたま縁あって繰り返し誘ってもらって飲み会に加わる人たちが居る。いわゆる本人の会の人たち、と言わなければわからないだろうか。作業所や学校の繋がりで知り合っていた人たち。それから、その支援者で数名くらいの集まり。居酒屋に行くと、おもむろにジャニーズ系ファンの人が切り抜きのスクラップブックをお披露目してくれたりする。そういえばあの人とは最近連絡取ってないんだよねー、どうしてんだろうねー、みたいな話もする。来年この職場に居られるかどうかわかんない、みたいなことを言う人もいる。中にはもっと頻繁に(その飲み会を)やりたいという人もいるんだけど、ごめんなさいと勘弁して少なめにしてもらっている。

コミュニティフレンドの話もこういう話も、何が何だか大して違わないじゃん、と言われるようになれば、それが良いのかも知れない。

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