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2006/09/29

コミュニティフレンド小委員会(第1回)

全日本手をつなぐ育成会の研究会にてコミュニティフレンドの小委員会を開催。仮称としてのコミュニティフレンドについて、育成会の全国的な権利擁護事業の中に位置づけるとしたらどうすればよいか、のようなことを検討する(かなり大雑把な言い方)。その第1回小委員会。

委員会にはPACガーディアンズからお仲間にもご参加いただくとともに、それ以外の地域からも批判的に議論してもらえるよう委員会を構成する。さすがに今までとは異なる視点や経験が入って面白く話し合えた。個人的には他地域での実践なども踏まえて事業案が修正され、その結果、各地域で使えるようなものになるのであればそれでよい(その方が良い)と思っていた。
議事録は追っていただけるものの、ここでは印象的なことだけ若干。

まずひとつはコンタクトパーソンについて既に京都で事業が行われていたということで、これは知らなかった。なんたる不覚。なんとも歓喜。さすが京都。既にこの報告書に目を通した方の話だと、そこでは敢えて制度に載せることなく進めているとのこと。確かにともだち作りの事業なのに制度になったらどこかしら強制が入るかもしれないというのも分かる。私たちが命名を倣ったカナダの事業もおそらくはNPOの任意事業のように思える。しかしかたやスウェーデンは制度としての確立ではないのか。また全国的・継続的な展開を考えた場合に、どこかしら制度としての整えが無ければかたちが作れないだろうとも思う。この辺をどう整理するか。
この報告書には知った人の名前もあったので、追々聞いてみようと思う。また可能ならば京都(宇治か?)に視察に行くか、あるいはゲストとして招くか。

また他にも、有償制とするか否か、コミュニティフレンドを広く求めた場合の問題、バックアップ機関の確保、募集と研修方法、他機関連携、など、いろいろポイントが出てきた。例えば私たちの場合は千葉でPACガーディアンズというNPO法人がバックアップ機関としての役割を持つことを前提としてコミュニティフレンドも進めているが、他地域でコミュニティフレンドを行う場合、適当なバックアップ機関を確保できるか定かではないのではとの懸念。これは、育成会としての権利擁護事業全体とも関わるところであり、そちらの構想の進め方次第で如何様にでもしていけばよいのではないか。
いずれにしても、バックアップ機関が無いと、コミュニティフレンドとしての活動を始めてから不安になったり分からなくなったりした際の参照先、問い合わせ先、相談先に困ることになるらしい。

それから、ぱっと聞いたときのイメージがまだ理解されにくいことについて。最初にコンセプトの説明だけ聞いていくと、ガイドヘルプとの違いがはっきりしない等の問題が出てくるらしい。これは今までもあったことなので、もう少し工夫してみましょうということになる。何をする人なのか、具体的な活動の様子を描くことで示せばよいだろうか?

もうひとつ、コミュニティフレンドは後見人見習いの立場なのかどうか。これは私見だが、発展的に後見人候補者になっても良いしならなくても良いし、くらいの押さえ方になるのではないか。ともだちとしての関係だけでもよし、後見へ繋がってもよし。コンタクトパーソンも、グッドマンになる人もならない人もいると聞く。ただバックアップ機関との連携の中で、基本的な権利擁護のセンスは個々人に備えていてもらうべきと思うので、そこを基点に考えればよいのではないか。

他にも議論はあったが、拡散するのでこれくらいに留める。
なんだかわかりにくい文章だなあって?そうですね。ごめんなさい。所詮は自分の整理のために書いているようなところがあるので、あまり気を遣った書き方をしていません。もちろん他人に読んでもらうための文章に書き改める場合にはもっときちんとさせます。

参加委員の中から他にも少し面白い話題も出たのだけど、それはまだ計画進行段階の話なので、こういうところにはまだ書けない。またいずれ。

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コメント

「コンタクトパーソン方式による権利擁護システム開発事業」は宇治市社協さんです。中身を読むのはこれからで、また追って報告させていただければと思います。

投稿: ながわ | 2006/09/30 07:29

先日は、ありがとうございました。当方のブログでも紹介したいと思います。

投稿: たなべ | 2006/10/01 13:09

こちらこそありがとうございました。貴センターblogについても紹介させていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。

投稿: ながわ | 2006/10/01 14:49

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