成年後見とコミュニティフレンド(8)
前回の流れから、東京都の社会貢献型後見人のシステムについて示す。
まずは東京都の説明。
私もあまりわかっているわけではないので、間違っていたら指摘して欲しい。
他の市民後見人のシステムと同じく、一般市民を対象にして講習を行うところは変わらない。しかしそれがすぐに成年後見人の受任に結びつかず、いったん後見人サポーターという立場の活動を行う。そしてその後、研鑽を積んだうえで成年後見人(候補者)へと繋げていきたいのが東京都の考え方のように思える。
これを図式化して図3に示す。また前回示したコミュニティフレンド(CF)について、比較のため再掲する。
図3 社会貢献型後見人(東京都)(図をクリックすると大きい画像を見ることが出来ます)

図2 コミュニティフレンド(再掲)(図をクリックすると大きい画像を見ることが出来ます)
関係だけからすると、両者は比較的似ているように見える。しかし後見人サポーターは、成年後見人との関係の中で位置づけられるように思われる。また、後見人サポーターと成年後見人はどちらか一方がいる(両方とも置くことはない)かたちになるのだろうか? さらに、後見人サポーターは、その人の友だちとしての役割や活動をするということでもないだろう。後見人やあるいは民生委員がときどき立ち寄るような関係に似ているのだろうか?(その辺の詳しいところは不明)
コミュニティフレンド(CF)は、成年後見人との間に一定の関係を置かない。将来的に後見人が置かれても良いし、またCFが成年後見人になっていくこともあり得るが、そうでないかもしれない。制度的には今のところ位置づけては居ない。また、その前にCFは本人の友だちのしての活動を前提とする。
もし後見人サポーターが、本人と支援者と、それからもし後見人がいればその後見人との中にあって、“近い人”としての活動を展開するのであれば、少なくともコミュニティフレンド(CF)と似ているところがあるかもしれない。
ほか、湘南地域の後見活動には、“近い人”と“遠い人”のペアで活動を展開するという組織もあると聞いている。
また伊賀地域(三重)のほうでやはり生活支援に近いところでのサポーターが提唱されているような話も聞くので、これについてももう少し勉強をしてみたい。今のところはこのような断片的な書き方に留まる。
…と書いていたら、ちょうど佐藤さんが伊賀の紹介をしていた。別に示し合わせたわけではなくて、こういうこともあるものですね。
さらにこの先、“支援された決定(supported determination)”についても調べたいと思っているのだが、これは少し話が広がるので、コミュニティフレンド(CF)についてはいったん終えておくこととする。
またPACガーディアンズや育成会の話など、関連事項が出てきたら、その都度書き込んでいく。
他にもすることがあるので、次回は少し先になると思う。
(本連載いったんお終いだけと、たぶん続き有り)
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