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2006/07/21

「アレクサと秘密の扉」

モニターに当たった。
ファンタジー系の児童書の邦訳が出るということで、その事前モニターが(100名)募集されていたのだが、なんだか当たってしまった。

『エリオン国物語』シリーズ第1巻
「アレクサと秘密の扉」
パトリック・カーマン著、金原瑞人訳、アスペクト、2006年9月末刊行予定

思うに、オジサン系のモニター希望者は層が薄かったんでは無かろうか。

物語や書籍の情報はこちらにあるので見てほしい。舞台となるエリオン国の地図もある。

読者モニター募集のページ
(募集はまだ続いているのか?なんだか不明ですが発送は始まってますね)

本書は3巻シリーズの第1巻で、アメリカでは“爆発的人気”(って、1、2巻合計で80万部突破)とのこと。すでに日本版でも3巻までの刊行が予定されている。


それから原著はこちらだそうだ(情報は児童書系のMLからいただきました、感謝)。

The Dark Hills Divide: The Land of Elyon, Book 1 by Patrick Carman

訳書には無いが、このページを見ると、主人公他キャラクターの紹介や挿絵がある。あまり日本ウケし無さそうな絵なので、日本の挿絵(いとう瞳氏)はこれで良かったんではないか。


上記モニター募集ページによると、あらすじはこんな感じだ。

『アレクサと秘密の扉』のあらすじ
 周りを巨大な壁に囲まれたエリオン国に住む12歳の少女アレクサは、壁の向こうの世界を見たいと熱望する好奇心旺盛な少女。だが、壁の外に出ることは固く禁じられていた。  エリオン国の中核都市ブライドウェルの実力者で、巨大壁を築いたウォーヴォルドの死に際に立ち会ったアレクサは、謎の鍵を手に入れる。街のどこかに壁の外に出る扉があるはず・・・アレクサの冒険が始まった。ようやく壁の外に出たアレクサは、動物と話ができる不思議な石を手に入れる。動物たちはアレクサに、街におそろしい陰謀が迫っていることを告げる・・・

このお話、子どもに聞かせるために作った物語が口コミで広がり、今ではベストセラー、というものなのだそうだ。金原瑞人氏も訳者後書きで書いているけれど、アリスを始め、そういうのってときどき出る。

“壁”という材料はいろいろな物語を紡ぎ出してくれるようだ。隔絶された世界のわからない向こう側への冒険、なぜ壁があるのか?を始めとする謎解き、などを提供してくれるし、いろんな比喩を含ませることも出来るのだろう。本書がどういういう意味を含んでいるのかはまだ読んでないんでわからないけど(註1)。

モニターの役目としては、これをお盆までに読んでアンケートを返送するというもの。アンケートが思ったより簡単だったので、これはラッキーと思った次第。しかしそれだけでは申し訳ない気もしたので、ささやかながらここで宣伝ともつかない書き込みをしてみました。いずれ読んだ感想も書く予定。

訳者の金原瑞人氏は児童書、YA系もよく訳している。ほんっとうにいろいろ。たくさん。最近出されてエッセイも読ませていただきました。blogのこの辺でも少し触れたけど、翻訳家業って何となく憧れるところもある(食えるかどうかは別として)。そんなこんなで、モニターに募集してみたというのもある。


でも今年の夏は仕事/原稿がいっぱいある。こんなことをしていていいのか!?>おれ
と思っていたら、息子が“まあ、今度の家族旅行の途中で読んじゃえばいいんじゃない?”と助言をくれた。うーん、それだってちょっとした専門書でも鞄に突っ込んどこうかなと思ってたんだけど、でも言われてみればそうだな。
それに、子どもにも読んでもらい、感想を聞いてみよう。

本音を言えば、先ずこれを読んでしまいたい気持ちもある…


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註1)

SFや漫画で“壁”らしきものを扱った本として、パッと頭に浮かんだのはこんなところ。ほかにもいろいろあるんではないか。

きみのカケラ(高橋しん、小学館)
まさに壁を巡る話。漫画。

樹魔・伝説(水樹和佳子著、ハヤカワ文庫JA)

壁ではないが、宇宙(ソト)へ出られない地球人の、宇宙(ソト)への熱望が物語の背景に置かれている。これもひとつの壁だろう。(この漫画はとても好きなので、またいずれどこかで書きたい、文庫本ではなく単行本で持ってます)

川の書(イアン・ワトスン著、黒き流れ1、東京創元社)
星の書(イアン・ワトスン著、黒き流れ2、東京創元社)
存在の書(イアン・ワトスン著、黒き流れ3、東京創元社)

黒き流れ3部作。SF(?)
なぜこれを手に取ったのかもうすっかり忘れたけど、行きがかり上3冊読んだ。世界を東西に分断している“川”の存在を扱ってちょっと難しげな怪しげな話が展開する。

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