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2006/07/18

日常生活のレパートリー

7/16のblogに書いていた“研究成果報告会”というのは、これのこと。

明治安田こころの健康財団、研究助成

私も助成を受けていたので、これの報告会に参加。ただし当初の研究テーマを行えず、テーマ変更をしての参加となった。いろいろ提出が遅れたりして事務局には迷惑をかけた(かけている)。

当日の発表は以下の題目(テーマ)で行った。
「療育手帳に基づく知的障害の程度と日常生活レパートリーとの関連」

発表については、改めて論文として発行されることとなるので、そちらの発行を待つこととする。なので、このblogでは、ひとまず途中経過としてご報告というところ。

さてこのテーマ、療育手帳がA1(もしくはA2、B1)判定の人であっても、その日常生活レパートリーにはいろいろ幅があることを示す、という話である。

当たり前だろうって?その通り。

しかし制度的にそのような幅もしくは多様性を前提としない運用が為されている場合がある。このような不適切な運用が或る程度なら容認できても、その人の生活に少なからぬ影響を与えるならば、見過ごすわけにも行かないだろう。

成年後見制度の審判プロセスでは、そのような不適切さがあると私は考えている。
この辺りの説明は改めて論文の中で書くが、関連記事としてはこちら。

後見開始と資格制限

ならば後見類型の人、保佐類型の人、補助類型の人について、それぞれの日常生活レパートリーを調べればもっと直截な検討となる。が、残念ながら現時点ではそれぞれの類型の審判を受けている知的障害の方々から相応にデータを頂くということは容易ではない。絶対数が少ないし、また個人情報の取り扱いからも躊躇する。

そこで研究としては、某県における重度相当(療育手帳)であるところのA1判定の方々や、その近辺の方々について、情報を集めようとしているものである。

うーん、自分で書いていて、目的と方法の間に隔たりがあるところは隔靴掻痒と思います。でも先ずはここから。その次はもう少ししっかりと。研究枠組みも変える必要があるだろう。でもひとまずは、当たり前そうなことを、いかがでしょうかと示すところから。

では結果は?についてはまた追って。
やはりすごくいろんな生活をしているのです。みなさん。

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