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2006/07/20

今日のCD グルダのモーツァルト、ピアノ協奏曲25番

もう今日はほとほと疲れた。それで帰宅時にこれを聞いたらとても気持ちよかった。

モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番、第27番/グルダ(ピアノ)、アバド指揮、ウィーン・フィル

特に25番のほう。古館ふうに言うなら、これはもう“心のマッサージチェア”状態、である。

午前中の会議でエネルギーを使い果たしてしまったらしく、昼のご飯がうまく食べられなかった。そのまま午後の会議に突入して初めて自分が疲れているのを自覚した。資料もろくに追えないし発言したくても手が上がらない。その後に学生の卒論相談が入っていたので気合いで終わらせると、あとはもう研究室に鍵をかけてイスを3つ並べて横になった。けどぜんぜん気持ちがゆったり出来ない。身体もだるいけど、何より心がざわついて収まらない。気分まで悪くなりそうな。
それで8時過ぎに帰ることにする。

駐車場に駐めてある自分の車に入って、たまたま手に取ったのが上記のCDだった。冒頭に虚仮威しのように大きな音の入る曲は聞きたくなかったし、かといって通夜のように?静かな曲も受け付けそうにない。それで偶然にしてもこのCDを選べたのはラッキーだった。

グルダのピアノはもともと好きで、彼のピアノは音の粒がひとつひとつ際だって心地よい。というかキモチイイ。
それがこの25番(K.503)では、(モーツァルトって割とそういうの感じかも)等しい長さの音でポロポロポロ…と続いてメロディを構成しているところが多い。キモチイイ音がポロポロとずっと続くのは、マッサージ機の振動がずっと腰に当たっているようなものである。第1楽章と第3楽章は速め、第2楽章アンダンテはゆっくりめで、そのピアノ音が続く。しかもオーケストラも派手な展開にならず滑らかに進む。

ざわついていた心がほぐされ整えられるような感覚で、自宅に着くまでにずいぶん落ち着いた。
こういう曲もあるんですねえ。


以前も書いたけど、いつも聞いているグルダは同じモーツァルトのピアノ協奏曲でも20番(K.466)のほう。

モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、第21番/グルダ(ピアノ)、アバド指揮、ウィーン・フィル

これが一番であることは変わらないのだけれど、ときどき25番も出してぼーっと聞いてみるといいかもなと思った。

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