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2006/06/03

追伸/森雅之

なんだか、気づくととうに1000のキリ番越えてますね。私にしてみれば早くてびっくりです。
どうもありがとうございます。

さて。

市立図書館で妻がたまたま借りてきたものを、私がたまたま読んだ。

森雅之「追伸」(バジリコ株式会社、2004)

80年代末に描いたものだということだが、その当時の設定ではなく、もう少し昔のように思える。公衆電話は緑の最後の型だなあ。ということはどのくらいの時代?

何の気無しに手にとって立ったまま読み始め、もったいなくなってきちんと寝ころびゆっくりと読み進める。地味で純で率直、ひたむき、というところか。

手紙で繋がってやりとりの中でそれなりに波が立つ。

メールがまだ今ほどのポピュラリティを持っていないときに森田監督が撮った (ハル)という映画があった。あれを思い出した。「追伸」と「(ハル)」は手紙+電話vsメールという違いはあるが、戸惑いやぎこちなさ、純な感じが近いような気がする。「追伸」のほうが主人公の年齢が上らしく、抱えている問題も異なるが、関わりを直接描くのではなく、メッセージのやりとりを主体にしてストーリーが進んでいくスタイルをとったことがそうさせるのか。

こんな恋愛(とその経過)が成り立つわけがない、嘘くさい、との評をどこかで読んだけど、たぶんそれは若い人の感想だろう。40代のおじさんにとっては、あまりそういうことは問題ではないのですよね。私にしてみれば「君の名は」を見ればそれなりに引き込まれるかも知れないけど、しかしどこかちょっと乗り切れないだろうということと同じようなものなのだろうか。

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