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2006/05/25

「ヨコハマ買い出し紀行」最終巻

この巻が最終巻。連載は春に終わっている。

ヨコハマ買い出し紀行(芦奈野ひとし、講談社)

ウィキペディアによる説明はこちら。

12年間の連載と言うから長丁場の仕事だ。「月刊アフタヌーン」の携帯サイトに行ったら、10代から付き合っていたとの書き込みもあった。その時々のアルファさんやココネさんほかの登場人物を見てきたんだろう。私は残念ながらここ2年ほどの読者だったので、彼らにはとうてい及ばない。またPCサイトでも検索するといろんな人が感想など書いているから、関心が有ればそういったサイトを読んでいただきたい。

この最終巻、一冊を全部使って、ゆっくりとクロージングセレモニーをやっているように思えた。マッキが仕事を持ち、その後浜松のタカヒロのところへ移り、結婚し、サエッタが生まれて、5歳位なのか?9歳位なのか?よくわからないけど大きくなってミサゴと出会う。それだけの時間の流れが描かれる。道はだんだんデコボコになり、町も変わり、無くなった町もあるらしい。上空を飛ぶターポン、そこに乗るアルファ(A7-M1型)はその推移を知っている。下で暮らしているアルファさん(A7-M2型)はそんなこと知るよしもなく、ひなたぼっこしてたりするけど。

のちに、夕凪の時代と呼ばれる、てろてろの時間。
いったい誰がそう呼んだのだろうか。

改めて、彼女たちはロボットだったのだなとわからせてもらって、最終話となる。もはや母となったマッキと沼のほとりで話すのは、子どもの頃と同じ外見のアルファさん。もちろんたくさんのものを見てきたアルファさん。最後にココネさんがアルファさんを「おかえり」と出迎えるけど、あれはやはり一緒に住むようになったのかな。もしかしたらむさしの運送は無くなったのだろうか。そのような流れの中に彼女らがいることで、きっと彼女らはずっとこの先も、ヨコハマにもしかして人がぜんぜん居なくなっても、ここに居続けるのかしら、と思わされる。オーナー(初瀬野先生)を待つという目的がある以上は引っ越せないだろうしなあ。アルファさんは誰かが居ないと寂しくなるんじゃないかと思うけど、でもココネさんと一緒なら、居続けるのかもしれない。

よくある話では、悪玉キャラが人類の罪業に限界を見いだしてすべてを破壊し、その後に新しい世界を創りあげようなんて考えるというパタンがある。それはおきまりの主人公によって、よくわからない理由で(愛だぁー、とか)否定されて彼の企みが成就することはない。しかしそんなたいそうな苦労しなくても、アルファさんのいる世界は、同じ将来へ向かっていると考えても良いのかもしれない。やあ、あんたそんな頑張んなくても良かったんだよ。てろてろしててもさ。もちろん、そのためには何か大災害がなくちゃいけなかったんだけど。

ああ、変な流れに行ってしまった。あまり余計なことは考えずに、ゆっくりとした時間の流れを堪能するだけで、このシリーズはいいんだけどな。なんとなく枕元とかでぼけーっとしながらページめくったりしてます。

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