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2005/02/12

小遣い帳(3)

小遣い帳に記載される費目自体は、日常生活の細々としたものや、生活必需品、嗜好品が多い。缶コーヒーを毎日飲んでいる人は、ずっと「コーヒー、120円」が並ぶ(小遣い帳記載の詳しい話は、また改めて書こう)。たまに少し大きなもの、服などが書かれることもある。その場合は、服なども自分の裁量で買うということを意味する。しかし多くの場合、それは小遣い帳には記載されていない。つまり、別の裁量で、別に管理されたお金で、買われていることが多いということだろう。

さて大きなものは誰が買うか? 必要に応じて、世話人/支援者がその人の口座からお金を出して購入される場合がある。また意外と多いのは、親が適宜お金を渡すとか、あるいは自宅に戻った際に一緒に買い物に出掛けて買うパタンだ。このような買い物は、世話人等支援者も把握していないことがある(把握しろと言っているわけではない)。

小遣いの使途に関してはあまり支援者にとやかく言われることは無さそうだ。通勤途上で買い物をする、近所に良く行く喫茶店がある、コンビニや手軽な100円均一店がある、駅のモールを利用する、等、買い方は多様だが、多くは自分の好きなように使っているように見受けられる。一部、健康上の理由(糖尿病、肥満など)から買い食いについて制限を約束している人がいたが、それ以外は今のところあまり聞かない。パチンコで勝とうが負けようが小遣い内なら構わないよと言う支援者もいた。
実際、施設生活のときにも買い物はあったが、それは集団であり、あまり好きなように買えたわけではないと話す方(GH利用者)も居た。現在、その方は近所のコンビニで好きなときに好きなものを買っている。今のほうがずっと良いとも言う。彼女に影響されて、これまでほとんど買い物が出来なかった人が、少しずつ自分の嗜好を表現し始めていたという話も聞いた。

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